虚空蔵島(こくぞうじま)の概要

1626年飫肥城主、伊藤修理大夫祐慶公の慈母なる慶因(松寿院殿)が住持比丘昌悦團禅師に命じ御堂を建立し霊建験あらたかなる虚空蔵菩薩を奉ったのが始めである
後に先の松寿院殿の菩堤のため、併せて海上安全・大魚満足・国家豊饒・下繁栄の為に奉られるようになった。虚空蔵菩薩とは、天のように広く大きな福徳と智慧を持っており、一切の生きものの、もろもろの願いをかなえられるというかたである。村人たちは、いつしかこの島を、虚空蔵島と呼ぶようになった。虚空蔵菩薩をお堂に安置し信者の人々は、八大龍王、船玉大神など水の神・海の神をお迎えして、虚空蔵島全体を霊域としてあがめた。

信仰のあつい人々は、この島の草木はもとより、小石や貝殻にいたるまで、神仏の目に見えない不思議な力が宿っていると信じた。
七十年ほど前には、カラスが三千羽もすみつき、朝、餌を求めて四方に散っては、夕焼けのころ、後になり先になりしながら大堂津の海岸で足を洗って、虚空蔵島の森へ戻ってくるのが見られた。あのころ、戦争へ行く若者に、島の小石とか貝殻をお守り袋に入れて持たせ、武運長久(戦いで、勝敗の運がよいようにという意味)を祈る親や身内もおった。今でも、周囲の貝を採ると、腹が痛くなるという。

周囲約1キロメートル。周囲は岩塊に囲まれ、中央は八十メートルくらいの丘になっている。
温暖多雨の気象条件にめぐまれ、モタチバナを優先種とする百三十余種の植物を育成する亜熱帯植物の自然植生を生み出した。なかでもフカノキはこの島が北限である。
虚空蔵島の亜熱帯植物群は国指定天然記念物に指定されている(昭和二十六年六月九日)
現在は防波堤により陸続きとなっているが、築堤以前は孤立した島であり、干潮時にのみ陸続きとなり、人が渡れたと言われている。

観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)
観世音とは世の音を観ると書き、一切の人々の声や願い事を良く見抜かれるという意味です
様々苦しみにあっている衆生が観世音菩薩の名を昌えれば、その声を聞き取りあらゆる苦しみから救出してくれると説かれている

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このページの投稿者:ヨシユキ

MIRANKA広報担当のヨシユキです。H24年4月にボランティアとして立ち上げて6年目に入りました。普段は建設業の仕事をしつつ休みを利用して活動しています。これからも、少しでも日南市を全国の人に知っていただくために頑張っていきたいと思います。

ヨシユキ

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