油津赤レンガ館の概要
油津赤レンガ館は現在の日南市油津に1922 (大正11)年、材木商の倉庫として建てられた。約22万個のレンガを使った3階建てで、延べ床面積は331㎡。1階中央通路の天井をアーチ型にレンガを組むなど、大正期のモダンな面影を残している。同敷地内には江戸末期に建てられた母屋があり、1998年に文化庁の登録有形文化財に揃って指定された。
赤レンガ館は1997(平成9)年に競売にかけられようとしたが、地元の有志31人が「合名会社赤レンガ館」を設立して2500万円で買い取り、2004年3月に日南市に寄付した。
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